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明石市|Flower salonの店舗改装|花が主役の無機質空間とダクトレール照明で叶えた洗練された空間

  • 3 日前
  • 読了時間: 7分

更新日:7 時間前


明石市のFlower salon「Hr.fleur」さんの店舗改装をお手伝い。セメント板と銅板が醸すクールな空間に、照明の工夫でドラマチックな雰囲気をプラスしました。




春のあたたかい風が気持ちいい季節になりましたね 🌸

SQUARE_LABOの片岡です。


最近は現場打ち合わせの合間にちょこちょこ近所のカフェを覗いたりして、内装の照明や素材を見るのがちょっとした楽しみになっています。

そういう「好きな空間」って、無意識に細部まで観察してしまうんですよね(職業病ですね笑)。


今回ご紹介するのは、明石市にオープンしたフラワーサロン「Hr.fleur(アシュエルフルール)」さんの店舗改装工事です。

4月28日のオープンに向けて、私たちも気持ちを込めてお手伝いさせていただきました。



花を主役にした"引き算の美学"

オーナー様がこだわったのは「花を引き立てる空間」でした。

「花がいちばんきれいに見える場所にしたい」というシンプルでパワフルなコンセプトで、空間全体の方向性は無機質・クール・洗練


華やかな花々が映える舞台として、あえて素材感のある無骨な素材を選ばれていたんです。

これ、実は難しいバランスなんですよね。

派手にしすぎず、でもちゃんと「空気感」がある空間を作るというのは、センスと経験がないとなかなかできません。

オーナー様のデザイン感覚の高さを現場で感じました。



大きな造作カウンターに採用した「ノザワのナチュラーレ」

空間のなかでひときわ存在感を放つのが、大きな造作カウンターです。

構造用合板を使って造作しており、カウンターの一面はそのまま椅子として引き出せる設計になっています。

収納時はカウンターにピタッとおさまり、見た目はすっきり。

でも必要なときは引き出して腰掛けられる、プラスアルファの設計になっています。

ぴったりと収まる仕上がりに、職人技を感じました。


そのカウンターの表面に採用したのが、株式会社ノザワの「ナチュラーレ(NATURALE)」

セメントの素材感をそのまま活かした内装用ボード材で、石膏ボード下地に接着剤貼りで施工できる、店舗内装仕上げに最適な素材です。

仕上がりはマットで落ち着いた質感でありながら、存在感は抜群。

造作の手仕事とナチュラーレの無機質な表情が重なって、重厚感と洗練さを兼ね備えたカウンターになりました。

「ここに花を置いたらどれだけ映えるんだろう」とわくわくしました 🌿



外壁も内壁もオーナー様のDIY! 銅板の鎧張りが個性を生む

今回のお仕事で特に印象的だったのが、外壁と内壁のDIYです。

なんとオーナー様ご自身で、銅板を折って貼る「鎧張り(よろいばり)」という仕上げに挑戦されたんです。

鎧張りとは、板材を少しずつ重ねながら横に貼っていく外壁・内壁の工法で、雨水が入りにくく耐久性が高い仕上げ方です。

古民家や和モダンの外観でよく見かけますが、今回は銅板という素材の選択が光っていました。


銅板は経年変化でだんだん色が変わっていく素材。

最初は金属光沢のある赤みがかった色ですが、時間が経つと緑青(ろくしょう)と呼ばれる落ち着いた深みのある色に変化していきます。

育てる壁とも言えるような素材感で、この店舗が時間とともに変化していく様子が今から楽しみです。



そして、内壁に使用したのは、壁(PEKI)の「塗ってくれい」カラーNo.11 淡路

「塗ってくれい」は、現代の建築事情に合わせて開発された石膏ボードに直接塗れる本格的な土壁材です。

従来の土壁は下地処理が必要で手間と工期がかかりがちでしたが、この素材は石膏ボードへの直接施工が可能なため、施工手間を減らして工期短縮が実現できます。

また、表面強度が従来の土壁より高く、ボロボロしないのも特徴。

内部だけでなく外部にも使用でき、不燃材料認定も取得しています。

店舗という用途を考えると、安全性の面でも安心できる素材ですね。


さらに嬉しいのが、ビニールクロスの上にも施工できる点。

リフォームでクロスを剥がす手間が省けるので、既存の内装を活かしながら本格的な土壁の風合いに仕上げることができます。

土壁ならではの調湿性能もあり、湿気を吸収してくれるので、花を扱うお店との相性も抜群だなと感じました 🌿

カラーNo.11「淡路」は、淡路島の自然を想起させる落ち着いたトーン。

セメント板や銅板の無機質な表情と合わさることで、ほどよい温かみが生まれていました。



ダクトレール照明が空間の雰囲気を決める

天井にはダクトレールを設置し、スポットライトとペンダントライトを組み合わせて使用しています。

このダクトレール、私も大好きな設備のひとつなんですが、お店づくりにはとくにおすすめしたいんです。


ダクトレールの3つのメリット


照明の位置を自由に変えられる

レール上のどこにでも照明を動かせるので、商品の配置換えやディスプレイの変更に合わせて、スポットライトの当たる場所を調整したり、数を増やしたりできます。

什器の模様替えをしても照明が追いかけてくれるイメージですね。


照明以外にも使える

専用のフックを使えば、観葉植物を吊るしたりスピーカーを取り付けたりすることも可能です。フラワーサロンには特に相性がよく、吊り下げた花やグリーンが一層映えます 🌱


デザイン性が高い

カフェやセレクトショップのようなおしゃれな雰囲気が出しやすく、最近は一般住宅でも取り入れる方が増えています。

シンプルな天井でも一気に「こなれた感」が出るんですよね。


今回のHr.fleurさんでも、スポットライトで花をドラマチックに照らしながら、ペンダントライトが空間全体にあたたかみを加えていて、夜のディスプレイが本当に美しかったです。



天井自体には、塗り壁のカラー(No.11 淡路)に合わせて、SQUARE_LABOで石入りの吹き付け塗装を施しました。

細かな石の粒が光と影のコントラストを生み出し、天井に自然な表情が宿っています。


さらに、トイレのドアとキッチンの扉にも同じ石入りの吹き付け塗装を採用。

天井・壁・建具のトーンが揃うことで、空間全体に統一感が生まれました。

「細部まで手を抜かない」オーナー様のこだわりが随所に光る現場でした。



つくり手の想いが宿る空間に

SQUARE_LABOでは、住宅リフォームだけでなく、こうした店舗改装のご依頼もお受けしています。

今回のHr.fleurは、オーナー様の世界観がしっかりとあって、私たちはそれをかたちにするお手伝いをさせていただいた現場でした。

セメント板の造作カウンター、銅板の鎧張り、ダクトレール照明……すべてがひとつの世界観に向かっていて、現場に関わった私たちも完成した空間の美しさに正直うっとりしました。


「こんなお店がやりたいんだけど、どこに相談したらいいかわからない」という方、ぜひ一度ご相談ください。住宅もお店も、つくり手の想いを大切にしながら一緒に考えていきたいと思っています。



📋 今回の施工詳細データ

項目

内容

所在地

兵庫県明石市

建物種別

店舗(フラワーサロン)

店舗名

Flower salon Hr.fleur(アシュエルフルール)

主な工事内容

店舗改装・造作カウンター製作・

ダクトレール照明設置

主な設備・素材

ノザワ セメント板、銅板(鎧張り)、塗り壁、ダクトレール照明

オーナーDIY

外壁・内壁(銅板鎧張り・塗り壁)

オープン日

2025年4月28日

活用した補助金

なし


💡 店舗改装のよくある質問


Q. 店舗改装の工期はどのくらいかかりますか?

A. 規模や工事内容によって大きく異なりますが、今回のような小〜中規模の店舗改装であれば、1〜2ヶ月程度が目安になることが多いです。

オープン日が決まっている場合は、早めにご相談いただけるとスケジュールが組みやすくなります。


Q. セメント板や銅板など特殊な素材も対応できますか?

A. はい、ご対応可能です。

素材によってはメーカーへの発注や加工に時間がかかる場合もありますので、お早めにご相談いただければと思います。

ご要望の雰囲気に合わせてご提案することもできますよ。


Q. 店舗改装でも住宅ローンや補助金は使えますか?

A. 一般的に店舗改装は住宅ローンや省エネ補助金の対象外となることがほとんどです。

ただし、店舗兼住宅(自宅の一部を店舗として使用する場合など)は一部対象になるケースもありますので、ご状況をお聞かせいただければご案内できます。



神戸市・明石市・加古川市・姫路市を中心に、住宅のリノベーションから水回りリフォーム、そして今回のような店舗改装まで幅広くご相談を承っています。

「どんな空間にしたいか、まだふんわりとしかイメージがない」という段階でも大歓迎です。

一緒に考えながら、あなたの思い描く場所をかたちにしていきましょう。


SQUARE_LABOは、地元でものづくりをする皆さんの夢を、誠実にお手伝いしてまいります 🌼

どうぞお気軽にお声がけくださいね。

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