エコキュートとガス給湯器、どちらを選ぶ?別宅・週末住まいにおすすめはどっち?
- 6月3日
- 読了時間: 6分
「週末しか使わない家の給湯器、どちらを選べばいい?」
初期費用・ランニングコスト・不在時の注意点を、別宅使いの視点で整理しました。
こんにちは、SQUARE_LABOの片岡です😊
先日、お客様から「エコキュートって、週末だけしか使わない家でも大丈夫なの?」と聞かれたことがありました。
たしかに、ふだんよく耳にする比較記事は「4人家族が毎日使う」前提のものがほとんど。
別宅や週末住まいのケースについて書いてある情報は、意外と少ないんですよね。
今回は、そんな「別宅・週末住まい」に絞って、エコキュートとガス給湯器のどちらが向いているのかを整理してみたいと思います。
まず、それぞれの仕組みをざっくり整理

エコキュートとは?
エコキュートは、電気とヒートポンプという技術を使って空気の熱を集め、お湯を沸かすシステムです。大きな貯湯タンク(一般的に370〜460L)にお湯を貯めておき、必要なときに使う仕組みになっています。
深夜の安い電気料金を活用してお湯を沸かすのが基本ですが、近年は太陽光発電と組み合わせて昼間に沸かす「おひさまエコキュート」も普及してきています。
ガス給湯器とは?
ガス給湯器は、蛇口をひねった瞬間にガスで瞬時にお湯を沸かすタイプです。
貯湯タンクがなく、使いたい分だけその場で沸かせるのが特徴です。
コンパクトで設置もしやすく、初期費用が比較的抑えられる点もあります。
費用と光熱費、どちらがお得?

初期費用だけで見ると、エコキュートはガス給湯器の数倍かかります。
ガス給湯器(エコジョーズ)が本体+工事込みで10万円前後であるのに対し、エコキュートは基礎工事・電気工事・設置工事が必要なため、費用がかなり変わってきます。
一方で、プロパンガス(LPガス)をご利用中の場合は、エコキュートに切り替えることで年間の給湯費を大幅に節約できる可能性があります。
都市ガスとの差は近年の電気料金値上げにより縮まっているものの、プロパンガスの場合はエコキュートの経済的優位性が高い傾向にあります。
郊外・地方エリアはプロパンガスのお宅が多いため、その点は特に意識しておきたいポイントです。
補助金を活用すれば、エコキュートの実質費用をかなり抑えられるケースがあります。
現在、給湯省エネ事業などの国の補助金制度が設けられており、初期費用の差を縮める手段として積極的に活用したいところです。
別宅・週末住まいで気をつけたいこと
ここからが本題です。毎日使う家とは違い、週末だけ使う別宅には特有の注意点があります。

エコキュートの「不在時の管理」が大切
エコキュートは貯湯タンクにお湯を貯める仕組みのため、長期間使わないときの管理が必要になります。
2週間程度使用しない期間がある場合は、沸き上げ休止機能の設定が有効です。
これにより、無駄にお湯を沸かし続けることなく、帰宅後すぐにお湯を使える状態を保てます。
また、2週間以上の長期不在になる場合は、タンクの水抜き作業が必要です。
タンク内を清潔に保ち、凍結も防ぐことができます。
週末だけ使う別宅なら、平日は沸き上げを休止する設定にしておき、週末に合わせてタイマーで動かすのが理想的な使い方です。
最近の機種はスマートフォンと連携できるものも多く、外出先から「今日は行くよ」と沸かし始める操作もできます。これは別宅使いにとってかなり便利な機能だと思います。
冬場の凍結にも注意が必要
エコキュートの配管は外気温が0℃以下になると凍結のリスクがあります。
不在が続く冬場は特に注意が必要で、フルオート機能搭載の機種であれば浴槽にお湯を張ったままにしておくと、自動で水を循環させて凍結を予防できます。
週末だけ使う別宅で冬場に長く不在にする場合は、凍結予防の設定を事前に確認しておくことをおすすめしています。
ガス給湯器は「使いたいときにすぐ使える」手軽さが強み
ガス給湯器は蛇口をひねればすぐにお湯が出るため、久しぶりに別宅へ行っても待ち時間がありません。不在時の設定管理もエコキュートに比べてシンプルです。
「到着してすぐお風呂に入りたい」「面倒な設定はしたくない」という方には、ガス給湯器のシンプルさが合っていると感じることもあります。
結局、別宅にはどちらがおすすめ?
正直なところ、一概には言えないのですが、私がよくお話しするのは以下の考え方です。

エコキュートがおすすめのケース
プロパンガスのエリアで、ランニングコストを下げたい
長く使い続ける予定の別宅で、初期費用を補助金で補えそう
スマートフォン管理など、多少の設定手間を厭わない方
停電時の備えも兼ねてタンクのお湯を非常用水にしたい
ガス給湯器がおすすめのケース
初期費用を抑えたい、設備投資をなるべくコンパクトにしたい
設置スペースが限られている
「来たらすぐ使える」シンプルさを優先したい
都市ガスが通っていて、ランニングコストの差が小さい
SQUARE_LABOからひとこと
給湯器の選択は、「今の光熱費」「これからの使い方」「設置環境」の3つをセットで考えることが大切です。別宅・週末住まいという使い方は少し特殊なだけに、ありきたりな比較記事の情報だけで決めてしまうのは少しもったいないかもしれません。
「うちの場合はどっちが向いてるんだろう?」と迷ったら、現地の状況を見ながら一緒に考えさせていただきます。お気軽にご相談くださいね 🌿
📋 エコキュートとガス給湯器 比較まとめ
項目 | エコキュート | ガス給湯器 |
初期費用 | 高め(工事込みで数十〜百万円超) | 安め(工事込みで10万円前後〜) |
月々の光熱費 | 低め(特にプロパンガスエリア) | エリア・ガス種類による |
寿命 | 10〜15年 | 10〜13年 |
不在時の管理 | 沸き上げ休止・水抜き設定が必要 | 比較的シンプル |
即湯性 | タンク内のお湯を使用 (沸かし直し時間あり) | 蛇口をひねればすぐ出る |
災害時の備え | タンクのお湯を非常用水として活用可 | 停電時は使用不可 |
補助金 | 給湯省エネ事業など対象になりやすい | 種類による |
💡 暮らしのQ&A(よくある質問)
Q. 週末しか使わない別宅で、エコキュートの電気代は無駄になりませんか?
沸き上げ休止機能を使うことで、不在の平日は無駄にお湯を沸かさずに済みます。週末の使用に合わせてタイマーや予約機能を設定しておくと、到着してすぐにお湯が使える状態にできます。
最近はスマートフォンアプリで外出先から操作できる機種も多く、別宅使いとの相性も年々よくなっています。
Q. エコキュートを設置するのに、別途工事が必要と聞きました。どんな工事が必要ですか?
エコキュートの設置には、貯湯タンクを置くための基礎工事・配管工事・電気工事が必要になります。ガス給湯器に比べると設置の手間とコストがかかりますが、SQUARE_LABOでは水回りリフォームと同時に進めることで、工期を効率化できる場合もあります。まずはご相談ください。
Q. 古民家の別宅リフォームで、給湯器の相談も一緒にできますか?
もちろんです。水回り・断熱・内装工事とまとめてご相談いただくことで、設備の配置や配管ルートも含めて最適なご提案ができます。
「給湯器だけ変えたい」というご相談も歓迎しています。
神戸市・明石市・加古川市・姫路市、そして加西市周辺でも、給湯器の交換・水回りリフォーム・古民家リノベーションのご相談をお受けしております。
「エコキュートにすべきかどうか迷っている」という段階からでも、ぜひSQUARE_LABOへお気軽にどうぞ 🌿



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