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西脇市|LDK一体化リノベ|梁と格子が織りなす和モダン空間へ

  • 3月1日
  • 読了時間: 5分

仕切られたリビングとダイニングを大空間に。構造の制約を逆手にとり、古家の良さを活かした開放的な和モダンLDKが誕生しました。





こんにちは、SQUARE_LABOの片岡です。

5月の風が心地よくなってきたこの頃、現場では新緑を横目に職人さんたちとあれこれ打ち合わせをしています。今日は西脇市でのリノベーション事例をご紹介。


お客様のご要望:「ひとつの大空間にしたい」

今回ご相談いただいたのは、「壁で仕切られたリビングとダイニングを一体化して、開放感のある広いLDKにしたい」というご要望でした。

古い日本家屋は、部屋ごとに仕切られていることが多く、「開放感がない」「家族がバラバラになりやすい」というお悩みをよくうかがいます。

かといって壁を取れば何でも解決するかというと、実はそう簡単ではなくて…。

そこが、リノベーションの腕の見せどころです😊



構造上の制約と、古家ならではの味わい

現地調査に伺うと、想定通り抜くことのできない構造柱が空間の中央あたりに立っていました。

柱は「邪魔なもの」と捉えることもできますが、私はいつもこう考えています。


「この柱を、どうすれば空間の魅力に変えられるか?」


また、天井を剥がすと、長年隠れていた立派な既存梁が顔を出しました。

年月を経た木の質感は、新建材では出せない本物の味があります。

これは活かさない手はない、と思いました。



制約を"デザイン"に変える

① 構造柱を格子デザインで補強

抜けない柱は、格子デザインで包んでスタイリッシュに補強しました。

柱が「あってよかった」と思えるようなインテリアのアクセントになっています。


② 天井を抜いて、梁を見せる

あえて天井を撤去し、既存梁をそのまま露出させた「梁見せ天井」に仕上げました。

高さが生まれ、空間全体に立体感と開放感が広がります。

和の雰囲気も自然と醸し出され、インテリアとしての存在感も抜群です。


③ 素材とカラーで空間に統一感を

カラーコーディネーターの資格を持つ私が特にこだわったのが、素材とカラーの選び方です。


部位

選択

こだわりポイント

床材

既存木目となじむカラーを厳選

既存と新材の"継ぎ目感"をなくす

ボタニカルカラー

(草木系のグリーン系)

自然の落ち着きと温かみを演出

和室畳

和紙製のカラー畳

豊富なカラーで和モダンに調和

照明

ダウンライト

天井をすっきり見せ、奥行きと明るさをプラス


既存の木材の色味に合わせた床材を選ぶことで、新旧の素材が自然につながりました。

ボタニカルカラーの壁は、梁の木目とも相性がよく「外の緑が室内に続いているような」感覚を演出できたかと思います。


④ 和室には和紙製のカラー畳を

和室の畳には、和紙製のカラー畳を採用しました。

い草畳と見た目はほぼ変わらないのですが、機能面では現代の暮らしにうれしいポイントがたくさんあります。

  • カラーバリエーションが豊富で、空間のインテリアに合わせて色が選べる

  • ダニ・カビが発生しにくく、衛生的で小さいお子さんがいるご家庭にも安心

  • 変色しにくいため、選んだ色が長く美しいまま続く

  • 耐久性が高く、表替えの目安は約10年と長持ちする


今回は梁や壁のボタニカルグリーンと調和するカラーを選び、和室だけ浮いてしまわないよう空間全体のトーンを合わせました。


和紙製カラー畳の特徴やメリット・デメリットについては、別記事で詳しくご紹介しています。



広さ・高さ・居心地のバランスが取れたLDKへ

仕切りがなくなり、梁が見え、ダウンライトに照らされた空間は、まるで別のお家のようでした。

古家ならではの柱や梁が、リノベーションによって空間の魅力へと生まれ変わった、まさに「古きを活かして新しくする」事例になったかと思います。



今回のリフォーム詳細データ

項目

内容

所在地

兵庫県西脇市

建物種別

戸建て(古家)

構造

木造

主な工事内容

LDK一体化・構造柱格子補強・梁見せ天井・壁紙張替え・畳替え・

ダウンライト設置

素材・仕様

和紙製カラー畳・ボタニカルカラー壁紙・ダウンライト


💡 よくあるご質問

Q. 壁を取れない場合、本当に広く感じられますか?

A. はい、十分に感じられます。

天井を高くする・照明を工夫する・床材や壁のカラーを統一するなど、視覚的に広さを演出する方法がいくつもあります。

今回のように、柱をデザインの一部にしてしまうのもおすすめの手法です。


Q. 梁を見せるリノベーションはどんな家でもできますか?

A. 梁の状態や断熱材の有無によって対応が変わります。

まずは現地調査でしっかり確認させていただきます。

「梁が気になっていた」という方は、ぜひお気軽にお声がけください。


Q. 和紙畳とい草畳、どちらがいいですか?

A. どちらが「正解」というわけではなく、ライフスタイル次第です。

詳しくは👉【リンク:和紙製カラー畳って、どんな畳?】でご紹介しています。



SQUARE_LABOでは、神戸市・明石市・加古川市・姫路市・西脇市を中心に、戸建て・マンションのリノベーションや水回りリフォームのご相談を承っています。

「古い家だから仕方ない」と諦めていたことが、じつは素敵な空間に変えられるかもしれません。

どうぞお気軽にご相談くださいね🌿


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