神戸市|泉隆寺 庫裏リノベーション工事
- 3月18日
- 読了時間: 3分
地域に愛されるお寺の空間を、安心して集える場所へ
神戸市にある泉隆寺は、七草粥の焚き出しなど季節の行事を通して、長年地域の方々に親しまれてきたお寺です。地域の方が自然と集まり、交流が生まれる場所として大切にされてきました。
その泉隆寺の庫裏(くり)を、これからも安心して使い続けられるようにするため、約半年にわたるリノベーション工事が行われました。SQUARE LABOは今回、工事管理と木工事を担当させていただきました。
歴史ある建物を守りながら、これからの暮らしにも合う空間へ。現場に関わる多くの方と力を合わせながら、丁寧に工事を進めていきました。
建物の安心を支える耐震補強
今回の工事は、まず壁や床の解体からスタートしました。古い建物は表面をきれいにするだけではなく、構造の状態をしっかり確認することがとても大切です。
解体後、梁や柱の状態を確認しながら、必要な箇所に補強金物を設置し耐震補強を行いました。長い年月を支えてきた木組みを活かしながら、現代の基準に合わせて強度を高めていきます。
こうした見えない部分の工事こそが、建物を長く使い続けるための大切なポイントですね。
断熱性能を高め、快適な室内環境へ
古い建物は断熱性能が不足していることも多く、冬は寒く夏は暑いという悩みが出やすいものです。
そこで今回のリノベーションでは、床・壁・天井にしっかり断熱材を施工しました。
断熱を整えることで
・室内の温度が安定する・冷暖房効率が上がる・過ごしやすい空間になる
といった効果が期待できます。
歴史ある建物の雰囲気を残しながら、現代の快適さを取り入れることも大切なリノベーションの考え方ですね。
上質な床材で落ち着きある空間へ
床には、朝日ウッドテックのLive Natural Premiumを採用しました。
この床材は、天然木の無垢材を2mmの厚さに挽いて表面材として使用した「無垢材挽き板化粧フロア」です。
天然木ならではの質感と美しさを持ちながら、床暖房にも対応している上質な床材です。
今回選んだウォルナットカラーに合わせて、造作建具や設備機器のカラーも丁寧にコーディネート。
落ち着きのある上品な空間に仕上がりました。
季節をまたぐ半年の工事
工事が始まった頃、境内の銀杏は新緑の季節でした。そして完成した頃には、黄色く色づく秋の景色に変わっていました。
長い期間の工事でしたが、多くの職人さんや関係者の皆さまの力が合わさり、無事お引き渡しを迎えることができました。
建物は一人で作るものではありません。現場に関わる多くの方の技術と想いが集まって、一つの空間が完成します。
毎回の現場で、その素晴らしさを改めて感じています。
これからも地域に愛される場所へ
お寺は、地域の方々にとって安心して集まれる大切な場所です。
これからも泉隆寺が「安心できる場所」「温かく集える場所」
として、長く大切に使われていくことを願っています。
建物を守りながら、暮らしや使い方に合わせて整えていくこと。それがリノベーションの大切な役割かと思います。
これからも、一つ一つの現場を大切にしながら、安心してお任せいただける工事を積み重ねていきたいですね。



























































コメント