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神戸市|泉隆寺 庫裏リノベーション工事

  • 4月30日
  • 読了時間: 3分

地域に愛されるお寺の空間を、安心して集える場所へ




神戸市にある泉隆寺は、七草粥の焚き出しなど季節の行事を通して、長年地域の方々に親しまれてきたお寺です。

地域の方が自然と集まり、交流が生まれる場所として大切にされてきました。

その泉隆寺の庫裏(くり)を、これからも安心して使い続けられるようにするため、約半年にわたるリノベーション工事が行われました。

SQUARE LABOは今回、工事管理と木工事を担当させていただきました。

歴史ある建物を守りながら、これからの暮らしにも合う空間へ。

現場に関わる多くの方と力を合わせながら、丁寧に工事を進めていきました。



建物の安心を支える耐震補強

今回の工事は、まず壁や床の解体からスタートしました。

古い建物は表面をきれいにするだけではなく、構造の状態をしっかり確認することがとても大切です。

解体後、梁や柱の状態を確認しながら、必要な箇所に補強金物を設置し耐震補強を行いました。

長い年月を支えてきた木組みを活かしながら、現代の基準に合わせて強度を高めていきます。

こうした見えない部分の工事こそが、建物を長く使い続けるための大切なポイントですね。



断熱性能を高め、快適な室内環境へ

古い建物は断熱性能が不足していることも多く、冬は寒く夏は暑いという悩みが出やすいものです。

そこで今回のリノベーションでは、床・壁・天井にしっかり断熱材を施工しました。

断熱を整えることで


・室内の温度が安定する

・冷暖房効率が上がる

・過ごしやすい空間になる


といった効果が期待できます。

歴史ある建物の雰囲気を残しながら、現代の快適さを取り入れることも大切なリノベーションの考え方ですね。



上質な床材で落ち着きある空間へ

床には、朝日ウッドテックのLive Natural Premiumを採用しました。

この床材は、天然木の無垢材を2mmの厚さに挽いて表面材として使用した「無垢材挽き板化粧フロア」です。

天然木ならではの質感と美しさを持ちながら、床暖房にも対応している上質な床材です。

今回選んだウォルナットカラーに合わせて、造作建具や設備機器のカラーも丁寧にコーディネート。

落ち着きのある上品な空間に仕上がりました。



季節をまたぐ半年の工事

工事が始まった頃、境内の銀杏は新緑の季節でした。

そして完成した頃には、黄色く色づく秋の景色に変わっていました。

長い期間の工事でしたが、多くの職人さんや関係者の皆さまの力が合わさり、無事お引き渡しを迎えることができました。

建物は一人で作るものではありません。

現場に関わる多くの方の技術と想いが集まって、一つの空間が完成します。

毎回の現場で、その素晴らしさを改めて感じています。



これからも地域に愛される場所へ

お寺は、地域の方々にとって安心して集まれる大切な場所です。

これからも泉隆寺が「安心できる場所」「温かく集える場所」

として、長く大切に使われていくことを願っています。

建物を守りながら、暮らしや使い方に合わせて整えていくこと。それがリノベーションの大切な役割かと思います。

これからも、一つ一つの現場を大切にしながら、安心してお任せいただける工事を積み重ねていきたいですね。

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